この思考は誰のもの?
固定概念とは、親や親戚、友人や先生など自分以外の他人から教えられた考え方などの思考を自分で選択してきたもの。となります。
例えば、
- ABCと選択肢があったとして、自分はBだと思うのに、皆がAを選んだからBを選べない・・・。
- やりたいと思う事があっても、周りの人になんて思われるか不安で仕方ない・・・。
- 自分が思ったこと感じたことを発言したいのに発言できない・・・。
という事を思った事はありませんか?これは自分以外の他人が
- 「あなたの考え方は間違えている」
- 「こっちの方が正しい」
- 「あなたにそれは出来っこない」
- 「皆と同じことを選択することが正」
など、その人の思考で言われたことを自分の選択で固定概念として採用した結果となります。
このように、自己否定や他人からの評価が気になる。と言う思考にもしあなたが捕らわれているなら、
ぜひ「この思考は誰のもの?」と自信に問いかけてみてください。
問いかけるとどうなるの?
「この思考は誰のもの?」と問いかける事によって脳が「あ!これは自分の思考じゃなく他人の思考だった!」と気付く事が出来るのです。
気付く事が出来たと言うことは、その不要な思考を手放す事が出来る。という事になるのです。
なぜ思考の手放しが大切なのか?
自分の思考がほとんど自分以外の他人の思考の擦り込みという事は、
「私には~出来っこない」「周りの人に何か言われたらどうしよう」という自己否定や、他人からの評価に捕らわれてしまっている理由も、自分の思考ではなく他人の思考によって自分を制限しているという事になります。
他人の思考だと気付いた時点でどんどん手放していくことが出来れば、本来の自分の思考に戻れる訳です。
どうやって手放すの?
やり方は様々有りますが、ここではご自分で簡単に出来る手放しの仕方をお伝えします♪
不安材料や自己否定をする自分が出てきたら、
「この思考は私のものでは無いので、地に返します」と自分に手放す宣言をしてから地球の真ん中にその思考を届けるイメージ。
または、
「この思考は私のものでは無いので、宇宙に返します」と自分に手放す宣言をしてから宇宙にその思考を投げるイメージをする。
などです。
キーワードは、「自分には不要」という事と、地球や宇宙に「返します」というイメージが大切です。
なので、返す場所はその思考をくれた人でも場所でも神様でも良いでしょう。
ご自分がしっくりくる所へ返してみてください♪
最後に・・・
他人から擦りこまれた思考は、気付いた時点で「もう不要なもの」となり手放す事は出来ますが、
今まで生きてきた中で自分を創り上げていたのもまた事実です。
なので、どんな思考に対しても「今までありがとう」と感謝の気持ちをもって手放す事が大切だと感じています。
今まで捕らわれていたものを手放し、新しい世界に踏み出す事には時に勇気が必要です。
しかし、その一歩を踏み出したからこそ見える景色は必ずあります!
ご自分で選んだ思考で創りあげて来たからこそ、ご自分で手放し新な一歩を一人でも多くの方が踏み出せます様に ・・・♪
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